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2019年1月17日 (木)

今日の音楽 1月17日 スティング

前年アカデミー作品賞を受賞した「スティング」も1974年の公開でした。

「明日に向かって撃て」のジョージ・ロイ・ヒル監督とポール・ニューマン、ロバート・レッドフォードのトリオによる映画で、レッドフォード扮する詐欺師フッカー^が親同然の師匠を殺したギャングを騙すためにニューマン扮する伝説的詐欺師のヘンリーと手を組んで様々な詐欺を行いながら最後に大きな詐欺で復讐を果たすというストーリー。

詐欺の映画ながら、陰湿さがなく、また、最後に大どんでん返しが控えているという爽快感もあって、大ヒットしました。アカデミー作品賞、監督賞など6つのアカデミー賞を受賞しています。音楽は「追憶」で知られるマーヴィン・ハムリッシュで、スコット・ジョプリンのラグタイムを絶妙に使ってアカデミー音楽賞を受賞しています。特に主題曲の「「ジ・エンターティナー」は大人気で、ラグタイムが改めて見直されるきっかけとなりました。

私も個人的に5本の指に入るぐらい好きな映画でした。

2019年1月16日 (水)

今日の音楽 1月16日 砂の器

邦画史上に名を残す名作といわれた「砂の器」も1974年公開作品でした。

松本清張の長編推理小説を橋本忍、山田洋次が脚本を書き、野村芳太郎が監督しました。私は原作を映画化される前に読んでいたのですが、映画は原作とはかなり違った印象のものでした。多分原作に忠実に作ったら、それまでの松本清張の映画化作品同様、面白くないものになっていたのでしょう。

大きな相違点は、映画ではハンセン病の親子が故郷を捨てて放浪するという事に焦点を当てていますが、原作ではこの放浪の旅は犯人である和賀英良(本名 本浦秀夫)の経歴のひとつとして語られているにすぎません。

そして何と言っても、この映画の成功要因のひとつは音楽担当の芥川也寸志の音楽と、芥川のサポートを受けて菅野光晃が作曲したピアノと管弦楽のための「宿命」でしょう。ラフマニノフを思わせるロマン派音楽的な曲が、本浦親子の放浪の旅を一層印象づけたと思います。但し、これも原作とは全く異なっており、原作では和賀英良、ヌーボーグループという前衛芸術家グループに属する作曲家で、電子音響楽器の研究家でした。この設定のままであったなら、こういう音楽は登場せず、この映画もそれ程ヒットしなかったのではないかと思います。

2019年1月15日 (火)

今日の音楽 1月15日 パピヨン

1974年の映画興行収入は前年末に公開された「エクソシスト」「燃えよドラゴン」と「日本沈没」が3位までを占め、4位が「パピヨン」でした。

孤島に送られた2人の囚人の脱出にかける姿を描いた作品。スティーヴ・マックイーン演じる、仲間の裏切りで多くの罪を着せられ終身刑を言い渡され、最後まで脱出に命をかけたパピヨンとダスティン・ホフマン演じる偽札作りの名人で力の弱いドガの友情と、執念の物語で、最後にはパピヨンひとりが孤島の崖から海に飛び込んで島を逃れていくシーンで終わっています。

原作はアンリ・シャリエールという実在の脱獄囚の自伝で、最後にはベネズエラに漂着しそこで市民権を得て穏やかに生活したそうです。

音楽はジェリー・ゴールドスミス。哀愁漂う美しいメロディが心に残りました。

2019年1月14日 (月)

今日の音楽 1月14日 ハンガリーの風景

バルトークのハンガリーの風景Sz.97は1932年1月14日にブダペストで初演されました。

バルトークは1931年に、自身のピアノのための作品の中から数曲を管弦楽用に編曲しています。「ソナチネ」を「トランシルヴァニア舞曲」へ、「15のハンガリー農民歌」を「ハンガリー農民の歌」へ編曲しています。本人は「お金のために」演奏してもらいやすい曲をまとめたと言っております。

「ハンガリーの風景」はいくつかのピアノ曲集から5曲を選んで2管編成の比較的コンパクトな編成で編曲したものです。

第1曲の「トランシルヴァニアの夕べ」と第2曲の「熊踊り」は「10のやさしい小品」から編曲したものです。第3曲の「メロディ」は「4つの挽歌」、第4曲「ほろ酔い」は「3つのブルレスク」、第5曲「豚飼いの踊り」は「子供のために」からの編曲です。

2019年1月13日 (日)

今日の音楽 1月13日 エクソシスト

オカルト映画ブームの火付け役 「エクソシスト」は1974年の日本での興行成績第1位となりました。

「エクソシスト」は「悪魔ばらい」をテーマにした映画で、この後「オーメン」など数々のオカルト映画を生む原点となっています。オカルト映画はキリスト教、特にカトリックの宗教観に基づくもののため、キリスト教徒の少ない日本では、一般的には単なる恐怖映画という捉え方の人も多く、このような作品に対する見方も独特だったのかもしれません。

音楽は、イギリスのロック・ミュージシャン マイク・オールドフィールドのインストアルバム「テューブラー・ベルズ」の中からパート1を使用しました。但し映画で使用されたのはオリジナルではなくて別アレンジのもので、マイク・オールドフィールド自身は若干不快感をもっていたそうです。

2019年1月12日 (土)

今日の音楽 1月12日 燃えよドラゴン

カンフー・ブームの火付け役になった映画「燃えよドラゴン」も1973年の公開でした。

日本では、ブルース・リーの作品は全く公開されていませんでした。カンフー自体に殆ど関心を持たれていなかったのが原因と思われます。日本でこの映画が公開された時には既にブルース・リーは故人となっていたため、この映画でブレイクしたブルース・リーの最後の作品となりました。そこで「ドラゴン危機一髪」「ドラゴン怒りの鉄拳」「ドラゴンへの道」という過去の作品が次々と公開され、その後のジャッキー・チェンに繋がっていったわけです。

音楽を担当したのがラロ・シフリン。「ブリット」や「ダイティ・ハリー」などの音楽を担当し、この映画ではシンセサイザーを使用してオリエンタルな雰囲気の音楽に仕上げています。

2019年1月11日 (金)

今日の音楽 1月11日 ラスト・アメリカン・ヒーロー

1973年に公開されたラスト・アメリカン・ヒーローの主題歌「アイ・ガッタ・ネーム」がリリースされる前日にこの主題歌を歌ったジム・クロウチが飛行機事故で亡くなりました。

実在のレーサー、ジュニア・ジャクソンの青年時代を描いた青春ドラマ。密造酒の配達などで荒んだ生活をしていたジャクソンが、ストック・カーレースに出場し優勝。これから彼はレースにのめりこんでいくというストーリーですが、B級映画でした。

この映画が有名になったのが上記のような理由。アイ・ガッタ・ネームはジム・クロウチの死後ヒットチャートを上昇し、17週もの間ヒットチャートに留まりました。ジム・クロウチは長い間下積みのシンガー・ソングライターとして様々な仕事をしながら歌っていましたが、この前年に「ジムに手を出すな」がヒットして、1973年に入って「リロイ・ブラウンは悪い奴」が全米1位の大ヒットとなり30歳にしてようやく栄光をつかんだところでの突然の死。これがアメリカン・ヒーローと重なって事もあって、印象に残る作品になったわけです。

2019年1月10日 (木)

今日の音楽 1月10日 ロイ・ビーン

映画「ロイ・ビーン」の主題歌はアンディ・ウィリアムズが歌った「小さな愛のワルツ」でした。

19世紀終わりのテキサスで治安判事として活躍し実業家としても活躍したロイ・ビーンの実話を元にしたストーリー。ジョン・ヒューストン監督、ポール・ニューマン主演の映画で、音楽の担当はモーリス・ジャールで、主題歌はアンディ・ウィリアムズが歌った"Mamalade、Molasses and Honey(ママレード、糖蜜と蜂蜜・・・邦題は小さな愛のワルツ)"という映画のイメージやモーリス・ジャールのイメージとはだいぶかけ離れたほのぼのとした曲でした。

2019年1月 9日 (水)

今日の音楽 1月9日 スヌーピーの大冒険

ピーナッツ・ブックの第2弾のアニメ映画「スヌーピーの大冒険」も1973年の公開でした。

第1作の「スヌーピーとチャーリー」ではどちらかと言えばチャーリー・ブラウンが主役でしたが、こちらはスヌーピーが完全に主役。

前の飼い主のライラから「今入院中で淋しい」という手紙を受け取ったスヌーピーが、ウッドストックと共にチャーリー・ブラウンの元を去って、様々な冒険(人間社会における犬への制約という障害)をしながらライラの所へ行くが、やがてダメ人間のチャーリー・ブラウンの元へ戻っていくというストーリー。「帰っておいでスヌーピー」という邦題も使われていました。

このアニメの音楽を担当したのがシャーマン兄弟。「メリー・ポピンズ」「チキチキ・バンバン」などを手がけた作曲兄弟です。

2019年1月 8日 (火)

今日の音楽 1月8日 失われた地平線

屋根の上のヴァイオリン弾きに続いて映画館で見たミュージカル映画が1973年の「失われた地平線」でした。

「失われた地平線」は、ジェームズ・ヒルトン原作の小説に基づくミュージカルで、1937年に制作された「失はれた地平線」のリメイク。大作ミュージカルとして作られましたが興行も批評的にも大失敗作品となりました。

チベットの山奥の桃源郷(シャングリラ)に迷い込んだ一癖も二癖もある(詐欺師だの事業に失敗した人など)人間たちが、シャングリラで生活するに従って変化する姿と、それでも俗世界への帰還を臨む者の失敗を描いたもの。個人的には結構面白かったんですけどね。

ロミオとジュリエットでブレイクしたオリヴィア・ハッセイが歌うっていう事が話題になってましたが、「ネットワーク」でアカデミー主演男優賞を受賞したピーター・フィンチ、イングマール・ベルイマンのパートナーとして知られるリヴ・ウルマン、「M★A★S★H」のサリー・ケラーマン、「大空港」などで知られるジョージ・ケネディ、「キャバレー」にも出演したマイケル・ヨークなどが出演していました。

劇中歌では「Living together, Growing together(愛の仲間たち)」がフィフス・ディメンションにカバーされています。オリヴィア・ハッセイとサリー・ケラーマンが歌う「私にいらないもの」は歌手としても活躍したサリーと、素人に毛が生えた歌唱力ながら可憐な歌声のオリヴィアの対照的な声のデュエットが何故か魅力的でした。

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