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2009年6月29日 (月)

久しぶりの MIDI情報

モーツァルトの交響曲第35番「ハフナー」を全曲アップして、ムソルグスキーの「展覧会の絵」(ラヴェル編曲版)も残すところババ・ヤガとキエフの大門の2曲。
27日に久々の大作マーラーの交響曲第1番「巨人」の第1楽章をアップしました。
ほぼ完成して仕上げ待ちになっているのがワーグナーの「ローエングリン」の第1幕と第3幕の前奏曲。
現在作成中なのは、マーラーの第2楽章と、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の第1楽章です。かなり手こずっています。

マーラーの第1楽章は、弦楽器のフラジオレット(弦に軽く指を乗せて弾く=倍音が出る)、バンダ(舞台の裏など舞台から離れた所で演奏する=音が遠くから聞こえる)、トランペットやホルンのゲシュトップ(所謂ミュートを使った音)などが頻繁に出てきて、全てを思ったように表現するのは難しいです。まあ、適当なところで妥協してますので勘弁を。。

2008年7月28日 (月)

スコットランド 完成

メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」ようやく完成しました。パソコンの修理などもあって、非常に時間がかかってしまい、予定より1ヶ月以上遅れでの完成です。

以前より、メンデルスゾーンの曲は弦楽器奏者にとっては非常に難しいと書いてきましたが、Midiを作ってみて改めて、特にアマチュアにとって難しい!ということを再認識しました。
その理由は、まず、ダイナミックスの指定が曖昧でわかりにくい事。例えば、強弱記号のpからクレッシェンドが始ってその数小節目に再度p記号があるようなパターン。指定通り演奏すれば、最初のpからクレッシェンドして行って、次のpではsbit piano(突然pまで音を落とす)という事なのですが、曲の雰囲気から考えると、どうもそういう演奏は変である、というようなパターンが非常に多いわけです。勿論、実際に演奏する場合は指揮者の指示に従うわけですが、プロであれば1曲1曲を丹念に研究しておおよその解答が得られるのでしょうが、アマチュアの場合そこまで丹念にスコアを読む事は難しいので、結局指揮者の指示に従うしか無いと思います。

それから、これは「フィンガルの洞窟」を演奏した時に感じたのですが、早い分散和音の繰り返しが多い事。しかも4度チューニングのコントラバスの場合この分散和音が4つの弦を飛び回る事が多いわけです。それがスラーで繋がっていたりした場合最悪です。速度が速ければ1回は弾けても、2回目の頭に戻れない(間に合わない)・・・アマチュアコンバス奏者の弓がのたうち回る場面です。

現在、次の演奏会で「ルイ・ブラス」というメンデルスゾーンの曲を演奏しますが、これも同じように分散和音がスラーで登場。のたうちまわっています。こうご期待。

で、Midiの方の出来は、結構時間がかかった分丹念に作ったので良い出来だと思います。
3楽章以前で音の間違えをいくつか見つけましたので、後日修正して再アップしようと思っております。

2008年2月 9日 (土)

更新のお知らせ

ベーシストの休日の更新情報です。

サティのジムノペディ1番の管楽アンサンブル編曲版を公開しました。
サティはフランスの作曲家ですが、妙なタイトルのピアノ曲を数多く書いており、フランスの音楽界から異端児と見られていた作曲家です。
ジムノペディは3曲ありますが、中でもこの1番が非常に有名でサティの代表作になっています。ジムノペディは、古代ギリシャのバッカスなどの神々を祀る裸になって踊る祭典であるジムノペディアから来たタイトルですが、曲を聴くと裸踊り(笑)とは程遠い、静かな音楽です。

アレンジは、フルート、オーボエ各1本、クラリネット、ファゴット各2本、コントラファゴット、ホルン2本の九重奏になっています。

現在、メンデルスゾーンの交響曲第3番第1楽章を製作中ですが、なかなか捗らないために、作り貯めているアレンジ物を吐き出していますが、それもそろそろ底をついてきました。

なんとか、次回にメンデルスゾーンを公開したいと思いますが、間に合うのか?

2008年1月13日 (日)

更新情報 1/12分

ベーシストの休日1月13日の更新情報です。

モーツァルトの「フランス歌曲 おかあさん聞いて」による12の変奏曲を弦楽合奏に編曲したものをアップしました。この曲は原曲はピアノ曲で、「きらきら星による12の変奏曲」として有名な曲です。

この曲は、ピアノでも中級程度の力があれば何とか弾く事ができる曲ですので、比較的単純な曲です。その為に合奏曲にアレンジしてもあまり聴き映えがしないと思ったのですが、変奏曲というのは結構アレンジが面白いので楽器を弦楽器に限定すれば、それなりの物ができると思って始めました。

ピアノ曲のアレンジで最も苦労するのが、左手の動きの早いフレーズです。フルオケの場合はファゴットに吹かせる事ができますが、弦楽合奏の場合主にチェロになってしまい、動きに限度があります。さらに低い音域の時はコントラバスになりますが、楽器の特性上現実的にはそれ程早い動きは期待できません。

この曲は、そういう意味では中級者でも弾けるので、それ程難しい動きはありませんのですんなりとアレンジする事ができました。

2007年12月31日 (月)

2007年を振り返って

2007年もあと数時間で終わろうとしております。
今年は、曲データーを多くの人に製作環境に近い形で聞いてもらいたいという考えから、それまでのMIDIデーターだけでなくMP3も試聴できる環境を作りたいという事からはじまりました。
その為には、従来のプロバイダの無料スペースや無料サーバーでは曲を収容しきれないという事で、プロバイダの有料スペース追加も考えましたが、価格が高い上に容量が少ないという事がわかりました。それで現在のレンタルサーバーを探し当てたわけです。勿論無制限では無いですが、動画を扱うわけではないので十分という判断で借りることにしました。また、独自ドメインも.comの場合レンタル料金内という事で取得して、MP3もダウンロードできるサイトとして2月から正式スタートしました。

今年は、毎週土曜日の更新、隔週でMidiとMidi素材を交互に更新してきました。
Midiでは、2006年に引き続いてビゼーの歌劇「カルメン」第1・第2組曲を完成。ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」、ベートーヴェンの交響曲第4番、ワーグナーの歌劇「リエンチ」序曲、ロッシーニの歌劇「セミラーミデ」序曲を完成させました。また、その間にオペラのアリア、声楽曲やピアノ曲のオーケストラ・アレンジを作成しました。「カロ・ミオ・ベン」、フィガロの結婚から「恋とはどんなものかしら」、トスカより「星は光ぬ」、詩人の恋より「美しい五月に」、ベートーヴェンの「自然における神の栄光」、「埴生の宿」、ボッカチオより「恋はやさしい野辺の花よ」、マーラーの交響曲第5番のアダージェット、リストの愛の夢第3番、パイジェルロの「うつろな心」、エルガーの「愛の挨拶」、ランゲの「花の歌」、ショパン「英雄ポロネーズ」です。

現在、メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」を作成開始しました。1月下旬頃には第1楽章がアップできると思います。

来年も、より良い音楽をアップして行きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

2007年12月16日 (日)

更新のお知らせ 12/15分

ベーシストの休日 12月15日分の更新のお知らせです。

ショパンのポロネーズ第6番「英雄」の管弦楽編曲版をアップしました。
英雄ポロネーズは、ショパンの中でもスケールの大きさでは群を抜く曲で、オーケストラにするとさぞかし勇壮な音楽になるのではないかと思ったのですが、意外に難しかったですね。ピアノ曲のオーケストレーションは何曲もやっていますが、この曲はイメージとは若干かけ離れた曲になってしまいました。やはり、このクラスの作曲家のピアノ曲はとても完成度が高くて、他の楽器にするとそれ以上にはならないという事がよくわかりました。

それでも、何とか聴ける曲をということで苦心しましたが、その為に弦楽器のパートのリズムが難しくなってしまい、ほぼ演奏不能の曲になってしまいました。
まあ、軽い気持ちで聞いて頂ければと思います。

2007年12月 1日 (土)

更新情報 12/1

12月1日ベーシストの休日 更新情報です。

いよいよベートーヴェン 交響曲第4番最終楽章をアップして完成です。
これで交響曲全楽章は、ベートーヴェン7番、シューベルト5番、未完成、チャイコ4番5番、シベリウス2番、ドボルザーク7番9番、幻想、サンサーンス3番に次いで11曲になりました。

終楽章は、細かく早い音が非常に多く、しかもそれが微弱音だったり、メロディの大音響に隠れたりという事で、Midiでは非常に鳴らしにくい音楽です。メロディを殺さないように十六分音符が聴こえるようにさせるのは、生楽器であればそれ程難しく無いのですがMidi音源では非常に厳しい。まだまだその点は十分とは言えないでしょう。

しかし、アマオケがこの曲をあまり取り上げたがらないのがよくわかりました。自分のパートを演奏するのが精一杯の部分でしっかり縦を合わせなければならない。進化した古典派音楽ならではの難しさかもしれません。

次は、またピアノ曲からの編曲か何か、及び ロッシーニの歌劇「セミラーミデ」序曲を作成中です。
それが終わったら、次のシンフォニーにとりかかろうと思っています。次は何にしましょうか。
シューマンかメンデルスゾーンあたりにするか、チャイコの後期交響曲で残っている「悲愴」?

その時の気分なので、何になるかお楽しみです。

2007年11月17日 (土)

更新情報 11/17

ベートーヴェンの交響曲第4番の第3楽章をアップしました。

この楽章は、スケルツォともメヌエットとも表記されていませんが、主題や展開を見ると明らかなスケルツォです。
非常に速いテンポで、かつ楽器同士のキャッチボールが多いため、我々アマチュアが演奏する場合は遅れに注意なのです。
トリオは譜面ではテンポの変化はなし。しかしながら、演奏としては、そのままのテンポで演奏するものと、テンポをかなり緩める演奏がある。テンポを緩める場合はスケルツォからトリオにそのまま突っ込むと、つんのめったような妙な感じになるので、演奏によってはスケルツォの最後に一旦G.P.を入れて演奏を止めて、トリオに入る演奏もあります。
このMIDIでは、テンポは少し遅くしているが、そのままG.P.なしにしています。

逆に、トリオからスケルツォに戻る場面では、テンポを落としていてもアッチェレランドでスケルツォまでテンポを上げるので止まる事はありません。

2007年11月 3日 (土)

更新情報 11/3

中国出張やら風邪ひいたり、ギックリ腰やらで、かなりのご無沙汰になっておりました。

週一回の更新はキチンとやっているのですが。。

現在ベートーヴェンの交響曲第4番を作成しております。第2楽章までアップしており、第3楽章も作成は完了しており、今第4楽章の打ち込みをやっている最中です。このベートーヴェンの4番は難曲中の難曲で、特に第4楽章は、こんな曲弾けといわれたらどうすりゃいいのか、などと考えながら打ち込んでいます。それと並行してクリスマスメドレー2007年版を作成中、これがクリスマスメドレー4曲目で最後になると思います。

そんな中、今日はランゲの「花の歌」を管弦楽編成に編曲したものをアップしました。
花の歌は中級のピアノ曲で非常に華美な旋律と、アップテンポのメロディが対照的な作品です。
主要部の旋律は木管と弦に歌わせ、アップテンポのパートでは弦のピチカートアンサンブルに乗せて木管が旋律を奏でます。再び出てくる冒頭のメロディは金管楽器に歌わせます。中間部は弦楽器とホルンによって美しく盛り上げ、最後は冒頭のメロディに戻りコーダに入っていきます。

3つのメロディが非常にはっきりした性格のため、オーケストレーションもはっきりと色分けしてみました。

2007年8月25日 (土)

更新情報8/25

ベーシストの休日 8月25日更新情報です。

今日は、ワーグナーの歌劇「リエンツィ」序曲をアップしました。
「リエンツィ」という歌劇はワーグナーの初期の出世作。オリジナルは4時間半を越える超大作なので現在はカットされて2時間半程度で上演されるそうです。まだ、国王にへつらう姿はなく、この歌劇も題材は民衆の支持によって護民官となったローマの英雄リエンツィが貴族の姦計や民衆の裏切りにより没落していくという話し。

ワーグナーの管弦楽曲は、後期の「指環4部作」「パルジファル」などはワーグナーチューバなど特殊な楽器が登場したりするために、なかなかアマチュアでは扱いにくいですが、「マイスタージンガー」「タンホイザー」「ローエングリン」「さまよえるオランダ人」などはアマチュアオケでよく扱われ曲を多く含んでいます。「リエンツィ」はこれらの曲よりは知名度は低い上、ワーグナーらしさという点ではまだ未完成の部分があり、どちらかというと後期ロマン派音楽の延長線上という雰囲気のため、あまり人気は高くありません。

コントラバスにとっては、ワーグナーの曲は面白いかつまらないか かなり極端です。演奏していて面白くないのは「オランダ人」序曲、「タンホイザー」序曲、「ローエングリン」第1幕への前奏曲など。面白いのは「マイスタージンガー」の前奏曲、タンホイザーの行進曲、そしてこのリエンツィの序曲です。
トランペットのクレッシェンドの長い音と、弦楽器のかけあいからはじまり、基本的には2つのメロディが綾なして進んでいく曲で非常に伸びやかで、ワーグナー音楽の片鱗は覗かせている曲。個人的に好きな曲なので、「マイスタージンガー」の前奏曲に続いて2曲目のワーグナー作品としました。

次のオーケストラ曲は、小曲と新世界より 以来の交響曲をやろうと思っていますがまだ決めていません。
小曲は、エルガーの「愛の挨拶」を作成中です。

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