5月17日 名曲100選 映画音楽(邦画篇)・89 さびしんぼう
「さびしんぼう」は1985年に公開された大林亘彦監督の映画です。尾道三部作のひとつで、主演は富田靖子と尾美としのり。
原作は、山中恒の「なんだかへんて子」。
尾道を舞台にした少年のノスタルジックな恋物語。
「さびしんぼう」は大林監督の造語で、広島弁で悪ガキを意味する「がんぼう」に対する女の子の呼び名が無いので考えた言葉。
主人公のひろきの周りに現れる2人の「さびしんぼう」とひろきの間の感情を中心に展開していきます。
主題歌は、ショパンの「別れの曲」に売野雅勇が詞をつけた「さびしんぼう」で富田靖子が歌っています。ショパンの「別れの曲」はひろきの母の憧れの曲です。