8月10日 名曲100選 舞台芸術のための管弦楽曲篇・番外編
舞台芸術のための管弦楽曲で取り上げた曲は、オペラの序曲、前奏曲、間奏曲などの管弦楽作品、劇のための音楽(現在で言えば映画音楽みたいなもの)と、それらを集めた組曲です。
オペラの幕前の音楽には序曲と前奏曲がありますが、序曲が独立した楽曲でオペラの内容と直結しているとは限らない曲であることに対し、前奏曲はオペラの内容に直結しそのまま本編に繋がっていく曲である事、などという解説がありますが、必ずしもその通りとは限りません。
前期ロマン派以前のオペラには大体序曲が使われていて、後期ロマン派以降は前奏曲が使われる傾向があります。
顕著なのはヴェルディとワーグナー。ワーグナーは歌劇には序曲、楽劇には前奏曲をつけています。例外は過渡期の作品「ローエングリン」。一応最後の歌劇とされていますが、序曲ではなく前奏曲がつけられています。
ヴェルディは作品によって前奏曲だったり序曲だったり、何も無しで本編を始めたりと一貫性はありません。プッチーニなどは前奏曲すら使っていません。
個人的にはオペラ全曲をあまり聞かないので、序曲もオーケストラの演奏会で取り上げられる曲が中心になってしまいましたがご容赦を。
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