7月6日 名曲100選 舞台芸術のための管弦楽曲篇・96 歌劇「オベロン」序曲
歌劇「オベロン」は1826年にウェーバーが完成させた3幕のオペラです。
中世の妖精の国を舞台にした作品で、オベロンは妖精の王様で、妻ティタニアと「男女でどちらが心変わりしやすいか」で口論になって、熱烈に愛し合う2人の男女を発見するまで和解しないという約束をしたところから物語は始まります。
序曲はオペラの主要な旋律を作って構成されています。
序奏部はアダージョ・ソステヌート。オベロンの魔法の角笛を表すホルンのソロから、弱音器をつけたヴァイオリンや木管が妖精の国を暗示する旋律へと進みます。
主部はニ長調の和音から始まる上行音型の第1主題はオペラの中の四重唱曲「暗き青き水の上」。その後いくつかのアリアが旋律として使われ、クライマックスを築いて曲を閉じます。
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