7月5日 名曲100選 映画音楽(邦画)篇・96 戦士の休息(野生の証明)
「野生の証明」は1978年に公開された角川映画。原作は森村誠一で、既に映画化されていた「人間の証明」、映画化されなかった「青春の証明」に続く証明三部作の最後の作品です。
それぞれの作品については直接的な関連性は全くありません。
「野生の証明」は、秘密裏に編成された自衛隊の特殊部隊に所属する味沢(高倉健)が東北の山奥で訓練中に、偶然寒村での虐殺事件に遭遇し、唯一の生き残りであり両親を殺されたショックで記憶を失った長井頼子(薬師丸ひろ子)と出会い、翌年自衛隊を除隊して頼子と暮らすようになったという設定。
極秘の組織を抜けたため、自衛隊組織からも監視され、政府からも目をつけられ、最後は頼子は特殊部隊に殺され、味沢は単身で自衛隊へ突撃していくというのが映画の最後、原作とはちょっと違っているようです。
主題歌は、「白いサンゴ礁」のヒットで知られるグループ・サウンズ ズー・ニー・ヴーのボーカルを担当していた町田義人が歌った「戦士の休息」。スケールの大きい曲でした。
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