2月2日 名曲100選 舞台芸術のための管弦楽曲篇・73 喜歌劇「こうもり」序曲
喜歌劇「こうもり」はベンディックスの喜劇「牢獄」に基づいてメイヤックとアレヴィが執筆した喜劇「夜食」を原作にヨハン・シュトラウス二世が1874年に作曲したオペレッタの最高傑作とも言われる作品です。シュトラウスらしい優雅で軽快なワルツで全編を彩られておりドイツ語圏の歌劇場では年末年始恒例の出し物となっています。
ストーリーは金持ちの銀行家アイゼンシュタインとその妻ロザリンデのかつての恋人やアイゼンシュタインの友人であり、3年前のちょっとした出来事でアイゼンシュタインに復讐を企てようとするファルケ博士などが絡み合ってのドタバタ劇です。
序曲も非常に人気の高い演目としてオーケストラの演奏会で取り上げられています。冒頭の飛び跳ねるようなメロディから始まり、オーボエによって第3幕終盤の三重唱のメロディが歌われます。その後は第2幕終盤のワルツなど劇中の旋律が次々と現れ華やかに曲を閉じて行きます。
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