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2024年11月 4日 (月)

11月4日 名曲100選 協奏曲篇・60 ピアノ協奏曲第1番(リスト)

19世紀を代表するピアニストのひとりフランツ・リストは3曲のピアノ協奏曲を作曲しています。
そのうち、第3番はあまり演奏される事がなく、第1番が圧倒的に演奏される機会が多い曲です。
ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124/R.455は1830年代にスケッチが書かれ1935年に初稿が完成しました。初稿は全3楽章のものでしたが、その後単一楽章に改訂され、演奏活動などの忙しさからの中断を経て1949年に最終稿を完成させました。さらに最終稿の発表前に改訂して1855年に初演、初演後1856年にさらに改訂したものが現在演奏されているものです。
曲は連続して演奏されますが全体的には4つの楽章から構成されています。
第1楽章 アレグロ・マエストーソ 自由なソナタ形式で、オーケストラのトゥッティによって第1主題が提示され、直後にピアノによるカデンツァ風の音楽が出てきます。
第2楽章 クワジ・アダージョ 自由な形式による緩徐楽章で8分の12拍子と4分の4拍子が複合的に使われています。
第3楽章 アレグレット・ヴィヴァーチェーアレグロ・アニマート スケルツォ楽章で、トライアングルが使われて、トライアングル協奏曲と揶揄される事もあります。
第4楽章 アレグロ・マルツァーレ・アニマート 行進曲風の華やかな曲。既存の動機を取り入れながら最後にピウ・プレストとなって第1楽章の冒頭主題が登場して曲を閉じます。

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