10月9日 名曲100選 声楽曲篇・56 最初のワルプルギスの夜
「最初のワルプルギスの夜」op.60は、メンデルスゾーンがゲーテの詞をもとに1832年に完成させたカンタータです。
ゲーテの詞の内容は、5月の森の中で祭儀を行うドルイド(ケルト人社会の祭司)が、キリスト教の聖職者に邪魔をされないために人々に悪魔の扮装をさせ、キリスト教徒はこれら狼男やドラゴン女たちを見て震え上がるというもの。
序曲と9曲で構成されていて、おどろおどろしい雰囲気や、キリスト教たちが震え上がる様子が音楽として見事に表現されています。
この曲、実は演奏する機会があって練習していたのですが、本番の日の一週間前に東日本大震災が発生して中止になったという、私にとってはいわくつきの曲です。
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