9月16日 名曲100選 協奏曲篇・53 ポーランド民謡による大幻想曲
ポーランド民謡による大幻想曲op.13は、ショパンが1828年から1830年にかけて作曲したピアノと管弦楽のための作品で15分程度の演奏時間です。
曲は、連続して演奏される4つの部分から構成されています。
序奏 ラルゴ・ノン・トロッポ 木管楽器に導かれる管弦楽の導入に始まり、途中からピアノが加わり夜想曲風の旋律が奏でられます
エア アンダンティーノ ポーランド民謡「もう月は沈み」を主題とした部分で、最後は主題が分解され自由に展開される中ピアノはアルペジオを奏でます
アレグレット クルビニスキの主題から取られたとされる主題がフルートとクラリネットで提示されいくつかの変奏を経て最後の部分へ繋がっていきます
クラコヴィアク ヴィヴァーチェ 三連符を多用した民俗的な主題にピアノが装飾を加えて進み、やがてオーケストラのユニゾンから勢いよくコーダを迎えます。
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