9月14日 名曲100選 映画音楽(邦画)篇・52 ユー・アー・ラブ(復活の日)
「復活の日」は小松左京が1964年に書き下ろしたSF小説を原作にした映画で1980年に公開されました。
イギリス陸軍細菌戦研究所で試験中だった猛毒の新型ウィルス「MM-88」がスパイによって持ち出され、スパイが乗った小型飛行機がアルプス山中に墜落しウィルスが全世界に広まっていきました。病原体の対抗策がみつからず爬虫類・両生類・魚類などを除く人間を含むあらゆる脊椎動物が殆ど絶滅してしまいます。
生き残ったのは南極に滞在していた各国の観測隊員と海中を潜航していた米ソの原子力潜水艦の乗組員だけ。南極の過酷な寒さがウィルスの活動を妨げ南極の人々は国の壁を越えて結束し債権の道を模索していました。
4年後大地震を誤認した米ソの自動報復装置が作動しますが、中性子爆弾の爆発によってMM-88から無害な変種が生まれ南極の人々は救われます。自動報復装置阻止のためにワシントンへ向かっていた吉住も放射線を浴びて精神を病みながらも仲間の元へと合流し、人類社会は再生へと進んでいきます。
というのが原作ですが、映画では若干設定は変わっています。
監督は深作欣二、主演は草刈正雄。
主題歌はジャニス・イアンが歌った「ユー・アー・ラブ」です。
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