8月9日 名曲100選 器楽曲篇・49 トッカータとフーガニ短調
トッカータとフーガニ短調BWV565はヨハン・セバスティアン・バッハが作曲したオルガン曲。
冒頭のトッカータの部分は、古今東西のクラシック音楽の中でも、「運命の」冒頭と並んで誰でも聞いたことがある旋律だと思います。
トッカータは速いパッセージや細かい音形の変化などを伴った即興的な曲で、本来の意味は「試し弾き」といった意味だそうです。ルネッサンス時代からバロック時代がピークで、近代でもその様式は残っています。
10分程度の曲ですが、トッカータの部分は3分程度で、後はフーガになります。ただし、対旋律の性格が弱いため比較的単純なつくりのフーガです。冒頭のインパクトと平易なフーガがこの曲を有名にした要因なのでしょう。
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