7月10日 名曲100選 声楽曲篇・45 浜辺の歌
「浜辺の歌」は林古渓作詞、成田為三作曲の日本の歌曲です。
林は、最初から歌にされる事を想定して詩を作ったようです。モデルになった海は明確にはされていませんが、林が少年時代を過ごした辻堂海岸が定説になっているようです。
詩は4番まで作ったようですが、何かの間違いで3番の前半の詩と4番の後半の詩がくっつけられてしまったという事で、歌になった3番は全く意味が通らない不思議な歌詞になっている事で知られています。但し元の3番と4番が残っていないので、正しく戻す事は不可能になってしまったため今日でもそのまま歌われています。但し教科書などに掲載される時は、2番までとされています。
成田為三の曲は、当時流行していたウィンナ・ワルツを意識したもので流れるような美しいメロディです。
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