7月22日 名曲100選 協奏曲篇・47 ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」
モーツァルトのピアノ協奏曲第26番ニ長調K.537は、1788年に作曲されています。
当初は「戴冠式」という愛称は無く、勿論戴冠式を意識して作曲されたものではありませんでしたが1790年10月にフランクフルトで行われた神聖ローマ帝国レオポルト2世の戴冠式の祭典で演奏されたため、この愛称で呼ばれるようになりました。
この曲は多くの部分でピアノ独奏の左手が書かれていなかったようでモーツァルトの死後出版された際に出版者によって補完されたようです。
但し、補完が必要であった大部分が分散和音や和音などの単純な伴奏音形であり、現在はこの出版譜がモーツァルト作曲として演奏されています。
通常の協奏曲の3つの楽章の形式で作曲されていますが、終楽章はアレグレットの速度でそれ程速いテンポではありません。
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