7月7日 名曲100選 舞台芸術のための管弦楽曲篇・44 歌劇「フィガロの結婚」序曲
「フィガロの結婚」はフランスの劇作家ボーマルシェが1778年に書いた風刺的な戯曲を元に1786年にモーツァルトが作曲した歌劇です。
ロッシーニなどが作曲した「セヴィリアの理髪師」の続編にあたる作品です。
「セヴィリアの理髪師」でフィガロの機転などで無事に結婚する事が出来た、アルマヴィーヴァ伯爵とロジーナ夫人も倦怠期を迎えた頃。
伯爵の家来となったフィガロと小間使いのスザンナの結婚間近で、初夜権(権力者が自分の統治する地域で結婚する女性について、夫に先んじて新婦と性交できる) の復活を目論む伯爵をギャフンと言わせ、最終的には伯爵夫人と伯爵に仲直りさせるというストーリーです。
「フィガロの結婚」の序曲は数多いモーツァルトの曲の中でもトップクラスの人気曲。4分程度の曲ですが演奏される機会が非常に多い曲です。
冒頭弦楽器のユニゾンで演奏される速いメロディと、木管の優雅なメロディが対照的であり、構成も単純ながら非常に楽しい曲です。
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