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2024年6月23日 (日)

6月23日 名曲100選 舞台芸術のための管弦楽曲篇・42 歌劇「フィデリオ」序曲

様々な分野で数々の傑作を残したベートーヴェンですが、完成したオペラは1曲のみ。1805年に完成した「フィデリオ」です。
この曲、現在の形になるまでに紆余曲折ありました。
原作はブイイというフランス革命期の劇作家が書いた史実に基づく2幕の詩と散文「レオノーレ、あるいは夫婦の愛」という作品で、当初は「レオノーレ」という題名で初演される予定でしたが、これ以前にガヴォーという作曲家の「レオノール」とパエールという作曲家の「レオノーラ」が先行していて、初演するアン・デア・ウィーン劇場が混同を避けて「フィデリオ」のタイトルで上演する事になりました。
その後初稿の3幕を改めて2幕物として第2稿を1806年に初演。その後何度か推敲を重ね、最終的にはベートーヴェンも「レオノーレ」のタイトルへの拘りを捨てて「フィデリオ」とする事にしたようです。

ベートーヴェンは改訂の都度序曲も書き直しています。初稿の序曲は現在のレオノーレ序曲第2番、第2稿のものはレオノーレ序曲第3番で、単独演奏の序曲とは最も良く知られている曲です。但しオペラの序曲としては長い上に濃密なため、もっと軽いものとしてレオノーレ序曲第1番が書かれました。そして、最終稿の「フィデリオ」のために作曲されたのが「フィデリオ」序曲で、最もオペラの序曲らしい曲になっています。
ところで、レオノーレとフィデリオの関係はというと、レオノーレは主人公の囚人フロレスタンの妻の名前で、フィデリオはレオノーレが監獄に潜入するために男装した時の名前です。

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