6月2日 名曲100選 舞台芸術のための管弦楽曲篇・39 仮面舞踏会
「仮面舞踏会」は、ハチャトゥリアンがレールモントラの戯曲「仮面舞踏会」のために作曲した劇付随音楽です。
ストーリーは、帝政ロシア末期の貴族社会を舞台に、ロシアの貴族社会の特殊性を描くことで批判したものです。
劇音楽が作曲されたのは1941年ですが、1944年にハチャトゥリアン自身が5曲を選んで組曲に再編成しています。
組曲は、ワルツ、ノクターン、マズルカ、ロマンス、ギャロップの5曲で、この中でも1曲目のワルツはCMに使われるなど時々耳にする曲ですが、何といってもフィギュアスケートの浅田真央が2008年から2010年のシーズンにかけて使用して有名になりました。
フィギュアスケートの世界では、この「ワルツ」は結構使われていて、日本でも織田信成が、他の国でも多くのスケーターが使っています。滑りやすいんですかね。
ウィンナワルツとは異なり、リズミカルで哀愁を帯びた音楽が合っているのでしょうか。
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