5月15日 名曲100選 声楽曲篇・37 ミサ・ソレムニス
ベートーヴェンのミサ・ソレムニス ニ長調op.123は1823年に作曲された 晩年の大作です。
ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲)は司祭などによる読唱ミサに合唱による歌ミサを伴わせたミサ曲で、特別な機会の典礼のためのミサ曲です。
ベートーヴェンのミサ・ソレムニスはルドルフ大公に献呈されたもので、当初は大公の大司教就任祝いとして書き始められましたが、次第に構想が広がり就任式には間に合わなくなり、完成に5年を費やしました。
この曲は、ミサの歌詞に見合った曲をつけたような旧来型のミサ曲ではなく、交響的な深い表現力を持ったミサ曲です。
ソプラノ、アルト、テナー、バスの独唱と混声四部合唱、コントラファゴットとトロンボーン3本を含む2管編成にオルガンを加えた編成になっています。
キリエ、6部からなるグローリア、壮大なフーガを持つクレド、遅いテンポで静寂なサンクトゥス/旋律が美しいベネディクトゥス、三部形式のアニュス・デイから構成されていて1時間20分ほどの演奏時間になります。
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