5月18日 名曲100選 映画音楽(邦画)篇・37 南極物語
「南極物語」は1983年公開の作品で南極観測隊の苦難と、そり犬たちの悲劇を描いた実話を基にした作品です。
1957年南極観測隊第1次越冬隊が南極観測船「宗谷」に乗って南極大陸へ赴きました。1958年2月に第2次越冬隊が引き継ぎのため再び「宗谷」で南極大陸に赴きましたが長期にわたる悪天候のため、南極大陸上陸と越冬を断念、その撤退の過程で第1次越冬隊の樺太犬15頭を無人の昭和基地に置き去りにせざるを得なくなりました。極寒の極地に残された犬たちの運命と、犬係の2人の越冬隊員の苦悩を描き、1年後に再会された第3次観測隊に志願した犬係の2人が、南極でタロとジロの兄弟犬に再会するというストーリーです。犬係を演じたのは高倉健と渡瀬恒彦。
音楽は「炎のランナー」でアカデミー賞を受賞したヴァンゲリス。売れっ子でオファーも多かったため音楽を担当する事に難色を示していましたが、映画のデモテープを見て感動して引き受けたという事だそうです。
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