5月6日 名曲100選 協奏曲篇・36 ある貴紳のための幻想曲
「ある貴紳のための幻想曲」はロドリーゴが作曲したギターと管弦楽のための協奏作品です。
アランフェス協奏曲の作曲から15年後の1954年にギターの巨匠セゴビアの依頼で作曲したもので、古典的な形式にとらわれない自由な4楽章の組曲になっています。
17世紀スペインの作曲家でバロック・ギターの名手であったガスパル・サンスの教則本でもある「スペイン・ギターによる音楽教育」の中から6曲を選んでロドリーゴの創意を加えて完成したもので、タイトルの「貴紳」は、このサンスとセゴビア両方を指すとも言われています。
第1楽章 ビリャーノとリチェルカーレ ビリャーノはスペインで16~17世紀に流行した田園風舞踊、リチェルカーレは16~18世紀の器楽曲の一形式で、元来リュートのような楽器で調弦を試しながら弾く事から始まりました。
第2楽章 エスパニョレータとナポリ騎兵隊のファンファーレ エスパニョレータは16~17世紀のスペイン舞曲のひとつ
第3楽章 たいまつの踊り
第4楽章 カナリオ 16~17世紀のスペインの舞曲のひとつ
« 5月5日 名曲100選 舞台芸術のための管弦楽曲篇・35 アナクレオン序曲 | トップページ | 5月7日 名曲100選 J-POP、歌謡曲篇・36 マイ・ラグジュアリー・ナイト »
« 5月5日 名曲100選 舞台芸術のための管弦楽曲篇・35 アナクレオン序曲 | トップページ | 5月7日 名曲100選 J-POP、歌謡曲篇・36 マイ・ラグジュアリー・ナイト »
コメント