4月10日 名曲100選 声楽曲篇・32 高い丘の歌
高い丘の歌は、ディーリアスが作曲した管弦楽とヴォカリーズの合唱による曲で1920年2月に初演されました。
ディーリアス自身の説明によると「私は高い山々での楽しみ、有頂天な感情の表現、そして頂上において広大な視界の広がりの中にいる寂しさ、憂鬱の描写を試みた。声楽パートは、大自然の中にいる人間を象徴しているのである」とあります。
ディーリアスの音楽は理論的というよりは、非常に感覚的な音楽で、親交の深かったノルウェーの作曲家グリーグの影響を強く受けて、大自然を描いた曲となっています。
編成も3管編成でティンパニも3人、チェレスタにハープ2本という大規模な編成になっています。
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