3月21日 名曲100選 海外のポップス篇・29 パフ
「パフ」は1961年頃からアメリカのフォーク・グループ ピーター・ポール&マリー(以下PP&M)が演奏するようになって、1963年にシングル発売された曲です。
1959年に19歳のレニー・リプトンが、オグデン・ナッシュの詩に影響されて作った歌詞を学友で、PP&Mのメンバー、ピーター・ヤローが曲をつけたものです。
不老のドラゴン「パフ」と少年ジャッキー・ペーパーとの交流を描いたもの。パフは不老不死だけれど、ジャッキーはそうではなく、6コーラス目でパフのところにジャッキーが来なくなったのはベトナム戦争で戦死したため、という説が流布され、反戦歌とも受け止められています。
おとぎ話のような愛らしい曲という印象なのですが、6コーラス目以降は、とても悲しパフの心情が歌われています。
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