3月11日 名曲100選 協奏曲篇・28 アンダルシア協奏曲
アンダルシア協奏曲は、ロドリーゴが1967年にスペイン出身のギター・ファミリー ロメロ一家からの委嘱で作曲した4本のギターと管弦楽のための協奏曲です。
バロック時代の合奏協奏曲のような管弦楽と4本のギターが競い合うと同時に4本のギター相互での掛け合いも楽しめる曲になっています。
3つの楽章から構成された25分程度の曲です。
第1楽章 Tempo di Bollero ボレロのリズムに乗って爽やかに奏でられる第1主題と、少し憂いを含んだアンダルシア風の第2主題からなっています。
第2楽章 Adagio ギターのベース音の繰り返しに乗ってメロディが展開されていきますが、途中から哀愁深い音楽に変わっていきます。ギターが主体となる楽章です。
第3楽章 Allegretto いきなり力強いギターの四重奏から始まり、それを管弦楽が受け継いで協奏する形になっていきます。
ギター4本の協奏曲はなかなか無いので、面白い曲です。
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