2月10日 名曲100選 映画音楽(邦画)篇・23 蘇る金狼のテーマ
映画「蘇る金狼」は1979年に公開された、村川透監督の作品。くそ真面目で実直なサラリーマン朝倉哲也は、実は裏の顔を持つ野心家で、銃の扱いに長け、ボクシングジムで鍛錬を重ね、密かに会社の乗っ取りを企てていました。経理部長の愛人永井京子に近づき麻薬とセックスで彼女を篭絡して様々な情報を得ますが、政財界のフィクサー鈴本に知られると事となり、乗っ取りを断念し、強奪した株券を売り渡しその資金で京子と共に海外逃亡を図ります。朝倉に利用されただけで捨てられると勘違いした京子は、朝倉の腹を刺し、朝倉は咄嗟に京子を絞殺。致命傷によろめきながら国際便に搭乗した朝倉は静かに力尽きます。
原作は日本のハードボイルド小説の先駆者大藪春彦。大藪春彦には「野獣死すべし」などに登場する伊達邦彦というシリーズキャラがありますが、この作品の朝倉は単体のキャラになっています。
主題歌は「蘇る金狼のテーマ」で作詞浅野裕子、作曲ケーシー・ランキンで、歌は前野曜子が歌っていました。
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