1月5日 名曲100選 器楽曲篇・18 スケルツォ第2番(ショパン)
スケルツォはイタリア語で「冗談」を意味する言葉で、日本では諧謔曲(かいぎゃくきょく)と訳しています。
音楽の世界では、他楽章形式の器楽作品(交響曲や室内楽曲など)で、メヌエットに変わって中間楽章に採用するようになり、その後ショパンが独立した楽曲として芸術性を高めたものです。
一般的に3拍子の速いテンポですが、形式に束縛される事がない自由な音楽の性格を強く持つため、4拍子なども存在しています。
ショパンはスケルツォを4曲作曲していますが、最も知られているのがこの第2番変ロ短調op.31です。1837年に作曲されました。
何といっても冒頭の動機が有名。その後優雅な主題が現れていきます。中間部はイ長調となってコラール風の主題となります。
コーダは主題の後半が転調を繰り返しながら盛り上がって行き、冒頭の動機も形を変えて出てきて激しく終わります。
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