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2024年1月17日 (水)

1且17日 名曲100選 声楽曲篇・20 月光とピエロ

「月光とピエロ」は清水脩が作曲した無伴奏の男声合唱曲です。
清水が第1回全日本合唱コンクールの課題曲公募に際し、堀口大學の詩集「月光とピエロ」の中から「秋のピエロ」を選んで応募し、課題曲として採用されました。これが好評だったことにより、詩集から更に4編の詩を選んで全5曲の連作合唱曲を1949年に完成させたものです。
「月光とピエロ」は堀口大學が父親の勤務の関係で住んでいたマドリードで出会った画家のマリー・ローランサンと詩人ギョーム・アポリネールの悲しい恋をピエロに託して詠んだ詩集で、ピエロがアポリネール、ピエレットがローランサンと言われています。
1曲目は「月光」。月の光の中で一人たたずむピエロを表現。冒頭にdoloroso(悲しく)という発想記号が付けられていますが、これ以降速度や強弱の指示はありますが、発想記号が無いため、全曲と通しての発想記号となります。
2曲目は「秋のピエロ」。アポリネールが言われなき罪を着せられてローランサンとの仲を引き裂かれます。もうおどけて見せるしかないと涙を流します。
3曲目は「ピエロ」辛く淋しい心を押し隠して明るく装っています。
4曲目は「ピエロの嘆き」私生児だったアポリネールとローランサン。当時は差別の対象となっていたようで、互いに共鳴しあうところがあったのでしょう。
5曲目は「月光とピエロとピエレットの唐草模様」。ふたりが運命に弄ばれている様子を男女のピエロが歌い踊り続ける情景にたとえています。
おそらく、戦後間もない当時としては異彩を放った合唱曲だったのではないでしょうか。

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