12月24日 名曲100選 舞台芸術のための管弦楽曲篇・16 歌劇「アルジェのイタリア女」序曲
歌劇「アルジェのイタリア女」は1813年にロッシーニが作曲した2幕からなるオペラです。
ロッシーニの数あるオペラの中でも、いつも時代も人気が高い作品で1805年ごろのアルジェを舞台にしたストーリーです。
アルジェリアの太守ムスタファは妻エルフィーラに飽きて新しい女性を探しています。ムスタファは海賊の首領ハーリーが連れてきたイザベッラというイタリア女を気に入りますが、イザベッラは離れ離れになっていた恋人リンドーロとアルジェリアで再会し脱出を図り見事成功。ムスタファは妻に謝罪し元の鞘に戻る、というストーリーです。
序曲は、全体の5分の1を占める長い序奏から始まり、主部は軽快な第1主題と第2主題を持つ簡素な展開部を持つソナタ形式です。
最後は得意のロッシーニ・クレッシェンドでピアニッシモからフォルティシモまで音量を上げてそのままエンディングまで突入します。
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