12且3日 名曲100選 舞台芸術のための管弦楽曲篇・13 カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲
「カヴァレリア・ルスティカーナ」は、イタリアの小説家ジョヴァンニ・ヴェルガの戯曲を元にマスカーニが作曲した1幕物のオペラです。
ヴェリズモ・オペラの代表作のひとつで三角関係のもつれで、最終的には殺人事件まで発展してしまう様子を描いたものですが、音楽はそんな俗的な内容には勿体ないほどの美しい音楽です。
合唱曲「オレンジお花は香り」や、アリア「ママの知るとおり」、「お母さん、あお酒は強いね」など珠玉の曲がたくさん盛り込まれています。
中でも知られているのは間奏曲。1幕物なので、幕間の曲ではありませんが演奏会でもよく取り上げられます。
オリジナルの編成は、ハープとフルート、ピッコロ、オーボエと弦五部、オルガンですが、オルガンは特殊楽器なので、それが無い場合は管楽器に割り当てられて演奏されます。
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