11月17日 名曲100選 器楽曲篇・11 目覚めよと呼ぶ声が聞こえ
J.S.バッハの「シュープラー・コラール集」は6曲からなるオルガン用のコラール集で、1748年から49年頃に出版されました。愛称のシュープラーは出版譜の発行者ヨハン・ゲオルグ。シュープラーに因んで名づけられたものです。正式名称は「2つの手鍵盤と足鍵盤を持つオルガンで演奏すべき種々の様式による6つのコラール」という長ったらしい題名です。
特に第1曲の「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」(Wachet auf, ruft uns die Stimme)BWV645は、1731年に初演されたカンタータ第140番の第4曲のテノールのアリアを原曲としたもので弦楽器を右手、テノールの歌うコラールを左手、通奏低音をペダルに写した曲になっています。原曲のカンタータ以上に人気がある曲で、オルガン以外にも様々な楽器で演奏されます。
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