11月16日 名曲100選 海外のポップス篇・11 17才の頃
シンガー・ソングライターのジャニス・イアンは1966年に「ソサエティーズ・チャイルド」でデビューしました。当時15歳で、人種差別批判を歌った衝撃的な内容とともに、天才少女として騒がれましたが、そのプレッシャーからか数枚のアルバムを発表後、半ば引退状態になっていました。
やがて1972年にロバータ・フラックが「わが心のジェシー」と取り上げた事から再び脚光を浴び、1974年にアルバム「ジャニスの私小説」で復帰。1975年発売の「17才の頃」が全米キャッシュボックスで1位(ビルボードでは3位)の大ヒットとなり、アルバム「愛の回想録」も1位となりグラミー賞を獲得して時の人となりました。
特に日本とヨーロッパでは絶大な人気を誇り、1976年のシングル「恋は盲目」がドラマ「グッドバイ・ママ」に使われたこともあって大ヒット。その後も、テレビドラマ「岸辺のアルバム」や映画「復活の日」にも彼女の曲が使用されました。
「17才の頃」(At Seventeen)は、ジャズテイストが加わった軽い感じの曲で、この曲で第18回グラミー賞最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス賞を受賞しました。
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