10月22日 名曲100選 舞台芸術のための管弦楽曲篇・7 マドンナの宝石間奏曲
歌劇「マドンナの宝石」はイタリアの作曲家ヴォルフ=フェラーリが1911年に発表した3幕のオペラです。
1900年頃のスペイン統治下のナポリを舞台にした悲劇。奔放な女性マリエッラは秘密結社の首領ラファエレに恋をしていたが、義兄のジェンナロが言い寄って来るので「聖母の像にはめ込まれている宝石を取ってきたらいう事をきく」と言って盗み出させます。マリエッラはラファエレにふられてしまい宝石を盗ませた事の罪の重さに気づき身を投げて死んでしまいます。それを知ったジェンナロもナイフを胸に突き立てて死んでしまう、というストーリーです。
現在オペラ全曲が演奏される事は稀ですが2曲の間奏曲がよく知られています。特に第2幕の前の第1間奏曲はコンダートなどで単独で演奏されます。美しく、切ない雰囲気のする曲です。
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