10月5日 名曲100選 海外のポップス篇・5 シーモンの涙
グローバル化というのは、全世界で情報が共有され便利な反面、その国の文化の独自性が薄くなっていくという面があります。
私が海外のポップスを聴きまくった1970年代は、日本ではアメリカのヒット状況とは別に日本のレコード会社が国内でウケそうな曲を日本だけで発売したりプロモーションしたりしてヒットした曲が少なからずありました。
例えば、ビヨルンとベニーによる「木枯らしの少女」(She's My Kind of Girl)は1972年に日本で大ヒットして、その後彼らによって結成されたABBAが世界でヒット曲を量産するようになったわけです。
「シーモンの涙」は、イングランド・ダンとジョン・フォード・コーリーというポップス・デュオの曲でアメリカ本国では殆どヒットしませんでしたが、日本では1972年に発売されヒットしました。
その後、1976年にアメリカで「I'd Really Love to See You Tonight (邦題:秋風の恋)」が全米第2位のヒットとなりブレイクしています。
「シーモンの涙」はシーモンという女性を優しく励ます歌です。
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