10月13日 名曲100選 器楽曲篇・6 交響的練習曲
ロマン派を代表するピアノ曲の作曲家といえば、シューマン、ショパン、リストが挙げられます。
この3人生まれ年もほぼ同じ、シューマンとショパンは1810年、リストは1811年の生まれです。すごい年代ですね。
シューマンはドイツ生まれで、若い頃からピアニストとして活躍していましたが指の故障でピアノ奏者を断念し作曲家と評論家に専念するようになりました。
交響的練習曲op.13は、指強化のための器具のために指を痛めてしまったのちの作品で、主題と12の練習曲からなります。練習曲の内9曲は主題の変奏曲で、主題は友人の父親が作曲したフルートとピアノのための主題と変奏の旋律を利用したものです。
第1版は1837年に完成しましたが、その後2度にわたって改変され第3版では「遺作」とされる5曲が加えられています。
交響的というタイトル通り、豊かな響きとスケールの大きさを持つ作品です。
« 10月12日 名曲100選 海外のポップス篇・6 落葉のコンチェルト | トップページ | 10月14日 名曲100選 映画音楽(邦画)篇・6 テルーの唄 »
« 10月12日 名曲100選 海外のポップス篇・6 落葉のコンチェルト | トップページ | 10月14日 名曲100選 映画音楽(邦画)篇・6 テルーの唄 »
コメント