11月1日 名曲100選 声楽曲篇・9 カンタータ第147番「心と口と行いと生活をもって」
バッハのカンタータ第147番「心と口と行いと生活をもって」BWV147は1723年に聖母マリア訪問の祝日のために作曲されたと推測されています。
バッハは199曲もの教会カンタータを作曲していますが、その中でも最も親しまれている作品が147番です。
2部構成前10曲からなる曲で、キリストこそ神であり救い主であることを、心と口(言葉)と行いと生き方で示しなさいという内容になっています。
編成は4声の合唱と、ソプラノ、アルト、テノール、バスの独唱、トランペット、2本のオーボエ、オーボエ・ダモーレ、ヴァイオリン、ヴィオラと通奏低音です。
第1部、第2部ともに最後の曲がコラール合唱になっていますが、第2部最後のコラール合唱「イエスは変わらざるわが喜び」(Jesus bleibet meine Freude)の英語のタイトル"Jesus, Joy of Man's Desiring"が「主よ、人の望みの喜びよ」と訳され管弦楽合奏やオルガン、ピアノの独奏などにも編曲されてバッハの中でも「G線上のアリア」と並ぶ有名な曲になっています。
この第2部最後のコラールの旋律は、第1部でも異なる歌詞で歌われています。
« 10月31日 名曲100選 J-POP、歌謡曲篇・9 時代おくれ | トップページ | 11月2日 名曲100選 海外のポップス篇・9 僕の瞳に小さな太陽 »
« 10月31日 名曲100選 J-POP、歌謡曲篇・9 時代おくれ | トップページ | 11月2日 名曲100選 海外のポップス篇・9 僕の瞳に小さな太陽 »
コメント