10月31日 名曲100選 J-POP、歌謡曲篇・9 時代おくれ
「時代おくれ」は河島英五が1986年にリリースしたシングルです。ヒットチャートでは目立った動きでは無かったものの、河島英五の代表作のひとつとして愛されている曲です。
作詞阿久悠、作曲森田公一で、白鶴酒造のコマーシャルにも使用されています。
「トレンド」「流行」に惑わされない「時代おくれ」の男になりたいという内容の曲で、この1986年頃における「時代おくれ」とはどんな男なのかがとても具体的に歌われています。そのため、この逆が当時の時代の普通の男だという事が推察されます。ちょうど団塊の世代が40歳を迎える頃なので、多分ここで言われる「時代おくれ」の男は、団塊の世代の前の世代の男なのでしょうね。
まあ「団塊の世代」は「目立たぬように、はしゃがぬように」「似合わぬことは無理をせず」「ねたまぬように焦らぬように」という世代ではありませんからね。