ホームページ

ウェブページ

紹介した音楽

2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« 9月23日 名曲100選 映画音楽(邦画)篇・3 HOUSE | トップページ | 9月25日 名曲100選 協奏曲篇・4 ヴァイオリン協奏曲第22番(ヴィオッティ) »

2023年9月24日 (日)

9月24日 名曲100選 舞台芸術のための管弦楽曲篇・3 歌劇「椿姫」第1幕への前奏曲

ヴェルディの代表作のひとつ歌劇「椿姫」は1853年に発表された作品です。原題の「La Traviata」は直訳すると「堕落した女」という意味ですが、日本ではデュマ・フィスの原作の題名La Dame aux camelias(椿の花の貴婦人)から取った「椿姫」をそのまま使っています。もし歌劇「堕落した女」だったらこれ程の人気は出なかったかもしれません。
「椿姫」の第1幕への前奏曲は第3幕冒頭の場面の哀愁深い旋律が奏でられます。この旋律は16人のヴァイオリン奏者が4部に分かれて7小節を演奏して始まります。8小節目から弦楽合奏になりますが、合奏で入ってくるのはヴィオラまでで低弦はチェロが一人で演奏するのみ。最後に管楽器が少しだけ登場します。
その後第2幕でヴィオレッタがアルフレードに別れを告げる場面の旋律が引き継ぎます。ヴァイオリンによる高音域の旋律はやがて管楽器に引き継がれ、1st ヴァイオリンは細かい装飾的な動きで付いて行きます。
全体的に高い音域を使った美しい曲なので、音程が怪しいアマチュアオーケストラにはちょっと敷居が高い曲です。

« 9月23日 名曲100選 映画音楽(邦画)篇・3 HOUSE | トップページ | 9月25日 名曲100選 協奏曲篇・4 ヴァイオリン協奏曲第22番(ヴィオッティ) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 9月23日 名曲100選 映画音楽(邦画)篇・3 HOUSE | トップページ | 9月25日 名曲100選 協奏曲篇・4 ヴァイオリン協奏曲第22番(ヴィオッティ) »