9月13日 名曲100選 声楽曲篇・2 枯木と太陽の歌
声楽曲の2曲目は1956年に石井歓が作曲した男声合唱のための曲「枯木と太陽の歌」です。
石井歓は西ドイツに留学し作曲と指揮を学んでいますが、その際にオルフに師事して強い影響を受けています。
様々な分野で作品を残していますが特に合唱曲を多く作曲しました。
「枯木と太陽の歌」は東京男声合唱団の委嘱により中田浩一郎の書き下ろしの詩に作曲した作品で、「枯木」は男性の象徴で孤独な人間の人生の哀しみや喜びを表現したものです。
枯木は独りで唱う、花と太陽の会話、冬の夜の木枯らしの合唱、枯木は太陽に祈るの4つの楽章からできています。
第1楽章の男声だけの独特の美しさや第4楽章の男声合唱の力強さが魅力的な曲です。
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