9月22日 名曲100選 器楽曲篇・3 パッサカリアとフーガ ハ短調
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582はJ.S.バッハのオルガン曲です。
パッサカリアはスペインを起源とする17世紀から18世紀にかけて用いられた音楽形式です。シャコンヌと似た形式でバス・オスティナートに基づく三拍子の変奏曲です。
バッハのパッサカリアは8小節の主題に対し20の変奏をしています。20の変奏は5つごとに4つの節に分けられます。
フーガは四声の三重フーガで、パッサカリアの主題に加え八分音符のリズムパターンと十六分音符の華やかな走句で出来ています。
クライマックスを断ち切って主題を含まないコーダで終了します。最後の2小節はアダージョにテンポを落とし重厚に終わります。
レスピーギとストコフスキーが管弦楽に編曲しています。
« 9月21日 名曲100選 海外のポップス篇・3 落ち葉のメロディ | トップページ | 9月23日 名曲100選 映画音楽(邦画)篇・3 HOUSE »
« 9月21日 名曲100選 海外のポップス篇・3 落ち葉のメロディ | トップページ | 9月23日 名曲100選 映画音楽(邦画)篇・3 HOUSE »
コメント