9月25日 名曲100選 協奏曲篇・4 ヴァイオリン協奏曲第22番(ヴィオッティ)
ヴィオッティは18世紀から19世紀にかけて活躍したイタリアのヴァイオリン奏者、作曲家です。
ヴァイオリン協奏曲を29曲、弦楽四重奏曲も21曲作曲しています。弦楽四重奏曲はハイドン以来の均衡の取れた構成を無視し、 1st violinがソロの役割を担ったまるで弦楽三重奏をバックにしたヴァイオリン協奏曲のような作品を多く作曲しています。
29曲のヴァイオリン協奏曲の中でも、特にヴァイオリン協奏曲第22番イ短調は今でも演奏される頻度が高い曲となっています。
1790年代に作曲されたこの曲は3楽章の古典的な形式の曲です。
第1楽章は古典的なソナタ形式、第2楽章は三部形式の緩徐楽章、第3楽章はロンド形式になっています。
第2楽章は非常に通りが良く美しい楽章で、本来中間楽章にはつけないカデンツァをヨアヒムが作曲しています。
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