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2023年8月24日 (木)

8月24日 名曲100選 海外のロック篇・100 ボヘミアン・ラプソディ

海外のロック篇最後の曲は、クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」です。
「ボヘミアン・ラプソディ」は1975年発売の4作目のアルバム「オペラ座の夜」に収録され10月31日にシングルカットされた、フレディ・マーキュリー作詞作曲の楽曲です。イギリスでは9週連続1位となる大ヒットになりました。
1991年フレディの死後再発売された時も5週連続1位を記録し、同一アーティストの同一楽曲が2度全英1位を獲得した唯一の例となっています。イギリスの歴代シングル売上でも、エルトン・ジョンの「キャンドル・イン・ザ・ウインド」、バンド・エイドの「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」に次ぐ3位。2002年にギネス・ワールド・レコーズ社が行った「英国史上最高のシングル曲」のアンケートでは2位のジョン・レノンの「イマジン」を抑えて1位となり、2018年にはYou Tubeやspotifyなどのストリーミング再生が16億回に達し20世紀に発表された楽曲の中で全世界で最もストリーミング再生が多い楽曲となっています。
「ボヘミアン・ラプソディ」は、クイーンの特徴でもある、シンセサイザーを使わずギターやコーラスの多重録音を多用した曲作りになっています。
内容は、適当に生きていた少年が殺人を犯してしまい、最初はどうでもいいと思っていましたが、悪魔や神様のような存在に裁かれる時になって、やっぱり生きたい、逃がしてほしい、と本心が現れてきたけれど、時すでに遅し、というような内容です。
「ボヘミアン」はロマ(ジプシー) を表わし、自由に生きる人という意味になりますし、ラプソディは「狂詩曲」と訳される自由な形式の民俗的または叙事的な内容を持つ曲という事で、全体的には自由奔放を表した題名です。
曲はいくつかのパートに分かれ、それぞれが独自のメロディを持ち、その変化も楽しめる曲です。

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