7月15日 名曲100選 映画音楽(洋画)篇・94 E.T.
「E.T.」は1982年公開のSF映画。監督スピルバーグ、音楽ジョン・ウィリアムズで、アカデミー作曲賞など4部門を受賞しています。
アメリカのある森林に地球の植物を採集する目的で着陸した宇宙人は、宇宙船の着陸を察知した政府機関の人間が近づいて来たために危険を察知した急遽離陸しますが、一人の宇宙人が乗り遅れて取り残されてしまいます。
付近の住宅地に住む10歳の少年エリオットの家に逃げ込んだところをエリオットに見つかってしまいますが、エリオットは兄と妹と共に宇宙人(E.T.)をかくまう事にしました。
やがて政府機関に見つかることになり、逃亡劇の末E.T.は川に転落して瀕死の状態となりますが、エリオットも同時に体調を崩してしまいます。エリオットとE.T.は精神的にも肉体的にも繋がっていましたが、その繋がりを断ち切ったためエリオットは回復しますがE.T.は死亡と認定されます。ところがエリオットが話しかけるとE.T.は突然蘇生。大人たちの追っ手を振り切って森へ急ぎ、そこへやって来た宇宙船に乗り込んで E.T. は宇宙に去っていきます。
この作品は批評家からも高評価を受け、興行的にも全世界で記録的な成績を上げました。
音楽もジョン・ウィリアムズの代表作のひとつとして映画に強い効果を与えた作品だと思います。特に自転車が浮遊するシーンで演奏されるフライングは感動的でした。
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