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2023年7月24日 (月)

7月24日 名曲100選 交響曲篇・96 交響曲第3番「オルガン付き」

いよいよ今週からトップ5のご紹介になります。
サン= サーンスの交響曲第3番ハ短調op.78は、オルガンが使われているために「オルガン付き」という愛称でも呼ばれています。パリ音楽院を卒業後教会のオルガニストから音楽家としてのキャリアをスタートしたサン=サーンスが当時の自分の注ぎ込める全てを注ぎ込んだのが、この曲です。
3管編成で、オルガンとピアノを使うため、演奏できるホールが限られている事もあってなかなかプログラムに取り上げられる事は多くは無いですが、最近はパイプ・オルガンが備え付けられたホールも増えたので、アマチュアでも時々演奏されるようになりました。私も2回演奏しています。
曲は、2楽章構成になっていて、それぞれが2つの部分に分けられているため通常の4楽章の構成と本質的には変わっていません。また、循環主題を使った構成の新しさもあります。
第1楽章 第1部 ハ短調、第2部 変ニ長調で通常のソナタ形式の楽章と緩徐楽章に相当します。第1部は静かな導入部の後弦楽器の細かい動きによる第1主題が現れます。この主題は循環主題となります。第2主題は穏やかながら少し不安定なメロディです。最後は第2部の断片も現れ、やがて第2部に入ります。第2部はオルガンが伴奏する中弦楽器によって美しい瞑想的な主題が演奏されます。中間部では低弦が循環主題をピチカートで演奏し、主部に戻っていきます。最後は消えるように終わります。
第2楽章 第1部 ハ短調、第2部 ハ長調でスケルツォとフィナーレ楽章に相当します。第1部はエネルギッシュなスケルツォ主題から始まり、その後循環主題が変形されて続きます。トリオに相当する部分では木管楽器とピアノが躍動的に動き、第2部の主題とトリオが交錯しながら後半に突入します。オルガンの壮麗な響きによってスタートする第2部はピアノ連弾の響きも合わせて長調に変奏された循環主題が提示された後ファンファーレ、フーガなど様々な技巧を駆使して変化に富んだへ展開の後オルガンの大音量を合わせたオーケストラの力感と共にクライマックスを形成し曲を閉じます。
この曲、映画「ベイブ」のシリーズで効果的に使われていて印象的でした。

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