6月17日 名曲100選 映画音楽(洋画)篇・90 ベン・ハー
「ベン・ハー」は1959年に製作された帝政ローマ時代を舞台とした映画です。監督はウィアム・ワイラー、主演はチャールトン・ヘストン、音楽はアカデミー作曲賞を3度受賞したロージャ・ミクローシュ(ミクロス・ローザ)。
アカデミー賞11部門を受賞しており、これは「タイタニック」と「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」と並ぶ最多タイ記録です。
原作は1880年に発表されたルー・ウォレスの小説でサイレント時代に2回映画化されていて、3回目の映画化となります。
イスラエルの裕福なユダヤ貴族の家に生まれたベン・ハーは、友人のメッサラに裏切られ、家族と離れ離れとなり古代ローマの奴隷の身分に落とされメッサラへの復讐を誓います。クライマックスとなる戦車競技での壮絶なレースの末メッサラは戦車に轢きつぶされ瀕死の重傷を負わされ復讐は果たされ、家族との再会も果たすというのがストーリーですが、イエス・キリストの処刑を見届けたベン・ハーから復讐の炎は消えるというように、並行するキリストの生涯が物語の背景にあります。
この映画、素晴らしい作品なのですが上映時間が3時間32分という長大なもの。上映の際は前編後編を分けて途中に休憩を置いていました。
テーマ曲は、壮大なファンファーレから始まる堂々とした音楽です。
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