6月10日 名曲100選 映画音楽(洋画)篇・89 ゲッティング・トゥ・ノウ・ユー
ミュージカル映画「王様と私」は1956年に公開されました。
1860年代初頭のシャム王国(現タイ)、国王ラーマ4世の子供たちの家庭教師となったアナ・リオノウンズをモデルにしたウェールズ出身のマーガレット・ランドンの小説「アンナとシャム王」を元にしたミュージカルです。
宗教や習慣の違いや、奴隷制度に反発するリオノウンズと伝統を守ろうとするラーマ4世の対立や歩み寄りを軸に描いたミュージカル作品で。家庭教師役をデボラ・カー、国王をユル・ブリンナーが演じました。
アカデミー賞9部門にノミネートされ、主演男優賞、美術賞、衣裳デザイン賞、作曲賞、録音賞の5部門を受賞しました。
主演女優賞は「アナスタシア」のイングリッド・バーグマン、作品賞は「八十日間世界一周」に阻まれノミネート止まりでした。
作詞作曲はロジャーズ&オスカー・ハマースタイン2世コンビによるもので、「口笛吹いて」「シャル・ウィ・ダンス?」などの名曲が生まれています。今回は、その中から「ゲティング・トゥ・ノウ・ユー」(Getting to Know You)を取り上げました。
子供たちのコーラスと共にアンナが歌う歌で、「皆さんを知れば知るほど好きになっていく」という内容の歌です。
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