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2023年5月15日 (月)

5月15日 名曲100選 交響曲篇・86 交響曲第3番「スコットランド」

メンデルスゾーンの交響曲第3番イ短調op.56「スコットランド」は1842年に作曲されたメンデルスゾーン最後の交響曲です。
メンデルスゾーンの交響曲の番号は出版順になっているため、作曲順ではありません。第4番「イタリア」、第5番「宗教改革」は、それぞれ1833年、1800年に作曲され出版が死後だったためです。
4つの楽章は休みなく演奏されるように指示されていますが、それぞれの楽章とも明確な終止で区切られているため、連続性は緩やかなものです。
コントラバス奏者にとってメンデルスゾーンはすべての曲が超難曲です。理由は①古典派音楽を好んだからかチェロとのユニゾンが多いのですが、ロマン派音楽の難しいチェロの旋律をコントラバスもユニゾンで弾く事が多い。②分散和音が多い。ヴァイオリン属の楽器が弦の間隔が5度(ヴァイオリンは低い方からG-D-A-E、ヴィオラとチェロはC-G-D-A)ですが、ヴィオール属の特徴を持つコントラバスは間隔が4度(E-A-D-G)のため和音の5度(和音の根音と第5音)を弾くためにはヴァイオリン属が隣の弦を弾けば良いのに、コントラバスは1つ飛ばしの弦を弾く必要があります。さらにコントラバスはその大きさから弦と弦の間隔が広い。という事で分散和音がとても苦手な楽器です。
などと、愚痴のように書いていますが、メンデルスゾーンの交響曲は好きです。特にこの第3番。
4つの楽章はオーソドックスな構成です。
第1楽章 序奏つきソナタ形式。悲劇的な雰囲気の長い序奏で始まります。序奏も主部もイ短調ですが主部はメロディックとは言えない短調の主題で始まります。クライマックスはありますが終始地を這うような印象の暗い音楽です。最後は序奏が戻ってきて静かに終わります。
第2楽章 ヘ長調のスケルツォ風の楽章。短い単純な前奏に続いてスコットランド風の主題が現れます。スケルツォ風というのは明確なトリオが無く展開部を持っているためスケルツォ楽章では無いからです。第2主題はハ長調に変わります。この楽章も最後は静かに終わります。
第3楽章 短い序奏のあと歌のような第1主題から始まる緩徐楽章。
第4楽章 ソナタ形式のテンポの速いリズミカルな主題を持つ楽章です。コーダが全く別物の主題を持っていて、非常に壮大な明るいものです。全体的に悲劇的な雰囲気を持つこの曲が、ここに来ていっぺんに雰囲気が変わります。20世紀の指揮者クレンペラーはこのコーダが嫌いで、勝手に別のコーダを作って演奏したものもあるそうです。>

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