5月10日 名曲100選 歌劇のアリア篇・85 闘牛士の歌
世界で最も人気の高いオペラのひとつがビゼーの「カルメン」でしょう。特に日本では人気が高い作品です。
1984年から2004年までの日本での上演回数のベスト3は、魔笛、フィガロの結婚、カルメンの順。2019年の上演回数ベスト3はフィガロの結婚、椿姫、カルメンとなっていて必ずベスト3に入る人気。海外でも例えばニューヨークのメトロポリタン歌劇場の開設以来の上演回数ランキングもボエーム、アイーダ、カルメン。イギリスで発表された2018年の世界中でも上演ランキングも「椿姫」「トスカ」「カルメン」。
という程、世界中で安定的な人気を誇っています。
ストーリーは、セビリヤを舞台に、たばこ工場で働くジプシー女のカルメンの色香に狂ってしまった衛兵のドン・ホセが、喧嘩をして捕らえられたカルメンを逃がしてしまい牢に入れられます。釈放されたドン・ホセはカルメンがいる酒場へ行きますが、そこへやって来たのが花形闘牛士エスカミーリョ。カルメンの心はエスカミーリョに移っており、カルメンの気を引くためにドン・ホセはカルメンが属する密輸団へ入ってしまいます。そこへホセの許婚ミカエラがホセの母親の危篤の知らせを持ってきて、ホセはカルメンに心を残しつつ密輸団を去ります。
1か月後ホセは闘牛場へやってきてカルメンに復縁を迫りますがカルメンは以前ホセからもらった指輪を投げつけ、逆上したホセはカルメンを刺し殺してしまいます。
第2幕で酒場にエスカミーリョがやってきて歌うのが「闘牛士の歌」です。前奏曲でも中間に使われている超有名なアリアです。
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