5月19日 名曲100選 室内楽曲篇・86 序奏と華麗なるポロネーズ
ショパンの数少ない室内楽作品のひとつが「序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調op.3」です。
ショパンはチェロとピアノのための作品を3作品残しました。その他のチェロが絡むものとしてはピアノ三重奏曲がありますが、最も早い時期に作曲されたのがこの「序奏と華麗なるポロネーズ」です。
チェロとピアノのための作品ですが、決してチェロ独奏、ピアノ伴奏という内容ではなく、序奏の始まりもピアノの華やかなカデンツァ風の独奏で始まります。パトロンであったラジヴィウ親子のために作曲されたもので、オーストリアのチェリスト ヨーゼフ・メルクに献呈されました。メルクはベートーヴェン、シューベルトやリストとの交流もあった当時の代表的なチェリストです。
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