5月6日 名曲100選 映画音楽篇(洋画)・84 避暑地の出来事(夏の日の恋)
映画と映画音楽は切っても切れない関係がありますが、この映画ほど、主題歌が映画から切り離されて大ヒットした作品は殆ど無いでしょうね。
映画の日本でのタイトルと、主題歌の邦題は「避暑地の出来事」と「夏の日の恋」と異なっていますが、原題は両方とも「A Summer Place」。日本でも非常に人気のある主題曲ですが、映画と同じ題名だったらこれ程人気になったかどうか、わかりませんね。
映画は1959年公開のアメリカ映画で、落ちぶれた名門ハンター家にかつて雇われていたケンという男性の娘モリーとハンター家の長男ジョニーの恋愛に、昔ケンと恋仲だったハンター家の主人バートの妻シルヴィアの再び燃え上がった恋が絡んだドラマです。
「夏の日の恋」(Theme from A Summer Place)は、マックス・スタイナーが作曲した歌付きの音楽でしたが、1960年にパーシー・フェイス楽団による演奏のバージョンが9週連続全米ヒットチャートの1位を記録し翌年にはグラミー賞を受賞。映画主題歌やインストゥルメンタル曲がグラミー賞を受賞したのは初めてだったそうです。
後の1976年にパーシー・フェイスはディスコ調の「夏の日の恋'76」をリリースしましたが、前作には遥かに及びませんでした
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