4月7日 名曲100選 室内楽曲篇・80 オーボエ四重奏曲(モーツァルト)
モーツァルトのオーボエ四重奏曲ヘ長調K.370(368b)は1781年に作曲しされています。
オーボエと弦楽器のための室内楽曲の代表的な作品のひとつです。
当時の有名なオーボエ奏者フリードリヒ・ラムのために書かれたものです。1777年マンハイムに滞在していたモーツァルトはラムと知り合い、1778年にラムの演奏するモーツァルトのオーボエ協奏曲の演奏を聴いて感心し、ラムがミュンヘンに移った後ミュンヘンを訪れたモーツァルトが彼のために作曲したものです。
3つの楽章からなる曲です。ソナタ形式の第1楽章は、晴れやかな主題から始まる軽快な楽章です。
第2楽章は表情豊かな短い緩徐楽章です。
ロンド形式の第3楽章は躍動感豊かな楽章で、オーボエの技巧が華やかに展開されます。
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