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2023年4月28日 (金)

4月28日 名曲100選 室内楽曲篇・83 弦楽四重奏曲第14番(シューベルト)

シューベルトの弦楽四重奏曲第14番ニ短調D810「死と乙女」は1824年3月に作曲されたシューベルトの弦楽四重奏曲の中で最も人気のある作品です。
第2楽章が、彼自身の歌曲「死と乙女」に基づく事から「死と乙女」の愛称で知られています。
この曲を作曲した時期は、梅毒の症状が現れ、それに起因する神経衰弱になっていた時期ですが創作意欲は失われる事はありませんでした。しかしながらそんな苦境の中で書かれた事もあり、病魔に冒され死を強く意識した事もあって全ての楽章が短調で作曲されています。
第1楽章はニ短調で3つの主題が使われたソナタ形式、第2楽章はト短調で「死と乙女」のメロディこそ出てきませんがピアノ伴奏部分に基づいく変奏曲になっています。第3楽章はニ短調のスケルツォでレントラーに近い曲です。中間部ではニ長調になります。第4楽章もニ短調の急速なタランテラ風のフィナーレ。コーダで長調の凱歌になりますが、それも最後は短調に戻って締め括られます。

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